Dev Corvinの「Microsoft Windows 7 Exclusive」を読んでみた
thebetaguy ≫ Microsoft Windows 7 Exclusive。Windows7で後方互換性が一変するという話の出所
・独禁法がらみでVistaモノリシックな構成からモジュール形式の構成に移行。
・その結果できたモジュールの数がクソ多すぎで、パフォーマンスがクソ悪くなったVsta。
・Vistaがクソ遅い原因はもう一つあり、それは後方互換性のポリシー。Vistaで採用されたのが「WinSxS collection」。
・Windows7のコンポーネント化と後方互換性問題への対処方法は「徹底無視」。
・Windows7のコードベースは旧Ver.と互換性ゼロ。
・Windows7の路線は開発者にとってメリット多い(パフォーマンス、ファイルサイズ縮小、機能追加・削除がやりやすい、UX向上)
・Windows7の後方互換性切捨て路線の先行例かつ成功例がApple
・Mac OS9ユーザは、OS X上でも使っていたアプリをエミュレータ上で動かすことができた。
・Mac OS Xのアプリ実行環境は3つある(Cocoa,Carbon,Classic)
・Cocoaは、ネイティブ環境(Objective-C)で、OS9時代のコードと無縁。
・Carbonはネイティブ環境ではないが、OS9のコードを再コンパイルしてOS Xで実行可能にする。
・Classic環境では、OS9のコードを実行できるバーチャルマシンを提供している。
・後方互換性のためにWindows7がやろうとしているのがClassic環境。
・Windows7における後方互換性の路線変換は独禁法対策も備えている。
・Windows7上ではIEは他のアプリ同様にインストール/アンインストール可能なものとして、コードベースから分離される。
・MSにいつも文句を言っている人は今回も文句があるかもしれないが。
・開発者なら、Windows7で採用された新機能提供と後方互換性維持のやり方を評価するのでは。