IEBlogのIE9リリース記事
通算2本
2010年3月と5月にPlatform Preview版が公開されたタイミングで記事がアップ
DOMContentLoadedもサポートされてるよう
HTML5, Hardware Accelerated: First IE9 Platform Preview Available for Developers
2010.3.16のエントリ
以下斜め読んだ内容
- HTML5のスペックから可能となる新しいアプリケーション
- 従来のアプリケーションよりもハードウェアへ負荷をかける、ということがわかる
- HTML5をきちんとやる
- IEチームのモットー
- HTML5をきちんとやることに一番関わる部分
- HTML5ベースの新しいアプリケーションが必要とするブラウザというものがあり、それをどうデザインするか
- ここのスペック・機能レベルは二次的
- IE9では当初より、professional-grade、モダンなハードウェアとWindowsをベースにしたHTML5サポートをゴールに掲げて開発してる
- 今日(2010/3/16)はMIX conference
- この記事はカンファレンスでのデモした内容の詳細版
- 新javascriptエンジン:Chakra
- 標準のサポート
- おさらい:Webの標準について
- ゴールは、同じhtml/script/データフォーマット用マークアップが、異なるブラウザで同じように機能すること。特定のブラウザ向けのコードをなくしていくこと
- 多くの標準が作成途中。草稿は審議中、一部は先行実装、しかし別々のやり方でブラウザが実装。・・・という状況にウェブ開発者はいる。
- IE8では、CSS2.1をきちんと実装できた。その先をIE9では進む
- 標準自体が曖昧なせいで、実装がブラウザによって異なるものがある。
- IE9ではデータを集めることから始めた
- HTML5, DOM, CSS3,SVGがメイン
- ショーケースページIE9 test drive siteをIE9で見てもらえば実装状況がわかる
- 現時点で開発者から一番フィードバックをもらいたい実装済み部分
- Acid3
- MSからテストコードをW3Cへ提供
- 提供したコードは、Internet Explorer 9: Testing Centerで確認できる
- テストコードがテストスイートの改良へ反映されることを望んでる
- おさらい:Webの標準について
- ハードウェアのパワーを活かしたグラフィック
- HTML5のスペックは、高速なスクリプトエンジンと、強いブラウザ互換(同じマークアップ/同じ結果)を求めてる
- HTML5で作られるアプリは、ゲームのようなインタラクティビティと映画のようなリッチなグラフィックをユーザに提供するはず
- 現状ウェブで提供されてるもののレベルをかなり上回る。
- 現状のウェブ/ブラウザでは、PCの一部のパワーしか活用できていない
- HTML5/未来のウェブアプリではパワー重要という予測のもとにIE9を開発
- IE9では、OSのグラフィックAPI、PCのハードウェアアクセラレーション(=GPUのパワー活用)のパワーを活用してる
- SVGについて詳しくはエントリ書いた(SVG in IE9 Roadmap)
- ハードウェアアクセラレーション(=GPUのパワー活用)によるSVGを描画する世界初のブラウザ
- IE9のPlatform Preview版公開
- 開発者向けに公開
- 8週間ごとにアップデートする予定
- 開発者たちに触ってもらってフィードバックをもらい、IE9をより良いものにしたい
- コメント欄でのリプライ
- Mac版なし
HTML5 and Same Markup: Second IE9 Platform Preview Available for Developers
2010.5.5のエントリ
以下斜め読んだ内容
- Platform Preview 2リリース
- 構築したいIEチームと開発者コミュニティ
- 開発版のビルドの提供を望み、フィードバックを返そうとしてる
- 定期的にビルドをリリースする
- 予告どおりリリースから8週以内にPlatform Preview 2を出せれた
- Test Drive Pageも更新した
- 今回のリリースまでにテストケースを標準策定団体へ提供。
- 今回のテストケースは、HTML5、CSS3 Media Queries、DOM
- ブラウザのパフォーマンス、アクセラレーション
- SunSpiderのベンチマークでは、少し速く
- 同じマークアップで全てのブラウザで同じように表示
- 継続して取組中。Test Drive Pageページので、IE9の実装状況確認できる
- 開発者コミュニティからのリクエストあったものもいろいろ実装済
- CSS3 Media Query support
- デモもTest Drive Pageで確認できる
- DOMContentLoaded
- 開発者からのリクエスト例がIEBlogのコメント欄に
- DOM Traversal
- DOM Range
- getElementsByClassName
- createDocument
- CSS3 Media Query support
- 確認済みの障害:SVG/JS/CSS3であり。リストは確認できる(要Microsoft Connectアカウント)
- Acd3点数アップ。68/100に。
- Developer Toolsに新機能
- UA偽装できるよ。開発者からのリクエスト。
- IE9のUA情報の解説は別エントリ(Introducing IE9’s User Agent String)
- UA偽装できるよ。開発者からのリクエスト。
- Platform Preview 3では・・・・
- video要素サポート
- Platform Preview 2のインストール
- Platform Preview 1へ上書き
- Platform Preview版はIE8と共存できる
Release Notes
IE9リリースノート
- Platform Preview 1
- Platform Preview 2
上記リリース時点での情報
- 解決済み障害
- 既知の障害
- 新規実装部分
などがわかる。
IEBlogエントリにだいたい紹介されてるが、他にもないか斜め読んでみた
以下気になるとこだけピックアップ
- Platform Preview 2
- script要素でもData URIサポート
- IE8ではobject/img/link/inputだけだったらしい
- DOMContentLoadedにバグあり
- ifame要素があると、iframeからリンクされてるファイルのロードを待つようになってしまってる
- Developer Tools
- 短縮URLの復元
- これがよくわからない
- 短縮URLの復元
- script要素でもData URIサポート