深沢千尋『すぐわかる オブジェクト指向 Perl』を買って読み始めた。
本屋に「モダンPerl入門」を買いに行った。
中身を30分くらい読んだら自分にはまだレベルが高い、この本の内容を理解するために、ネットで調べたり、入門書が必要、と思い、断念。
変わりになんかないかなと思って探してみたら、
「すぐわかる オブジェクト指向 Perl」(asin:4798119172)が、ブログエントリに書かれるPerlのソースの読解力をアップさせるのに、最適かなと思い買った。
仕事中に少しずつ読む。
- ブログに書かれたソースの読解力をアップ
- Perl/tkを使えるようにする。
- というより、Another HTML-lintを「ローカルで」「コマンドラインぬき」で使えるようにしたい。
この2つが目標。
WEBの海での救命道具のような本
マスターコースを読む前に
吉原有希『インタラクティブの流儀』を読み出した
タイトルからは想像つきにくいが、ネットで話題になったウェブサイトの従軍取材本。
thaが手がけたアマナの部分を読んだ。thaが当時北品川にあったとか、スタッフが誰がいるとか、その人のバックグラウンドとか、従軍取材濃度がかなり高い
まだ、読んでないが、この本で従軍取材されてる「スラムダンク1億冊感謝広告」については、既に当事者である人たちが書いた
- 佐藤 尚之『明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 』
- 中村洋基さんが寄稿してる『Webデザインの「プロだから考えること」』
を読んだことがある。
他にも取り上げられてるウェブサイトとしては
- 資生堂「マキアージュ」「uno」「マジョリカ マジョルカ」
- ハインツ日本「逆さケチャップ」
- 赤城乳業「ガリガリ君」「濃厚旨ミルク」
- バスキュールのオリジナルコンテンツ
- 富士フイルム「Forests Forever」
といったところ。
これが本当のインタラクティブ!
ウェブサイト制作現場の舞台裏がわかる本
勝間和代『インディでいこう!』読んだ。
勝間本をまた読んだ。
勝間和代『インディでいこう!』(asin:4887594429)
- 男性依存度・経済的自立を基準に、ウェンディ型とインディ型に女性を分ける
- もちろん、後者の生き方を提唱。
- 女性向けに書かれてる
- 男性選び指南まで話が展開。
勝間和代は、学生結婚して出産、離婚歴は2回。子供は3人。
ということを知ったが、Wikipediaに書いてあった。
勝間さんがウェンディであった学部時代に公認会計士の試験に合格してる。
このことはこの人ののちの人生にとって占める大きさが知りたい
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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篠田博之『ドキュメント死刑囚』を読んだ
某ブログの紹介に興味を引かれて、篠田博之の『ドキュメント死刑囚』(asin:4480064435)を読んだ。著者は『創』という雑誌の編集長の人。死刑囚と面談・手紙を膨大にやり取りしてる人で、従軍記者の書く記事のような筆致。良くも悪くも終始ジャーナリスティック。考察や分析はほぼ皆無。これだけ死刑囚と深い信頼関係を築いた人が感じてることを、「死刑に抑止効果があるのか疑わしい」といった陳腐な表現に帰着させるのではなく、もっと深く仔細に言語化してくれるとよかった。
この3名がこの本で中心に取り上げられてる。随所に挿入される死刑囚たちの手記が面白い。
この手の事件の経過などは情報が複数の媒体が分散していて全貌が手っ取り早くつかみにくいが、まとめ本としても役立ちそう。ほぼ全ての引用に出典が明示されてるので資料的価値もあると思う。
筑摩書房
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心の闇を照らすとそこはまた闇しかない、そんな一冊
死刑囚に同情したが死刑は必要である
はたして死刑で解決するのか?
『ウィキペディアで何が起こっているのか』を読んだ。
倒産(2008年6月)一ヶ月前に九天社より発売され、その後、オーム社より2008年9月に発売された『ウィキペディアで何が起こっているのか』(asin:4274067319)を読んだ。
とても良かったのは、オーム社より再発売されるに当たって、本の中で取り上げている進行中の出来事について、フォローアップをしている点(「その後のウィキペディア」pp.110-2)と、ウィキペディア日本語版の中の人に2度目のインタビューをしててそれが載ってる点。
現在進行中の事象を扱った文章の第二版を出すときは、全面リライトするのではなく初版で書いたものに、追記するスタイルの方が面白いし、初版で何らかの予測や問題提起をしたときは、二版でその予測や問題提起のその後について補足することは必要な作業だと思う。そうではないと放言になるから。
版を改める際にフォローアップするというスタイルは日垣隆が文庫化するときに行っているスタイルではある(『情報系 これがニュースだ』、『偽善系―正義の味方に御用心!』、『敢闘言―さらば偽善者たち』)
事件がおこり問題ユーザはいるが,既存の百科事典をこえるものがあるウィキペディア
西條奈加『金春屋ゴメス』を読んだ。
西條奈加『金春屋ゴメス』(asin:4103003111)読了。ポプラ社の賞をとった作品らしい。
今より数十年先の日本、北関東に「江戸」という独立国家が誕生して30年くらい、「江戸」江戸時代の生活を完全に模倣しつくした国で、鎖国をしていて、日本と江戸の人の行き来は大変制限されてる、という設定の小説。面白い設定ですいすい読めた。
新潮社
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見所があるお話です
最善の選択肢を探して
こんな設定アリ?!!
続編希望
エリック・シンク『Eric Sink on the Business of Software〜革新的ソフトウェア企業の作り方』読んだ
エリック・シンク『Eric Sink on the Business of Software』(asin:4798117501)を読んだみた。自分はEricの想定読者(「マイクロISV」を作りたい人)からは外れるが面白く読んだ。元がブログエントリなので集中しないで読み流せる。ためになったのは「第4章 ギークのためのファイナンス入門」。
- 損益計算書
- 賃借対照表
- キャッシュフロー計算書
この言葉の意味がよく分かっていない(+知ろう、調べよう、勉強しようというインセンティブもない)自分としては、
読み流している中でさりげなく説明されてたので、
この言葉に対する理解度があがった。
マイクロISVというのは投資家から借金しないで自己資金だけで運営することのよう。
スーツがテクノロジーをゼロから学習して理解するコストよりも、
ギークがビジネスをゼロから学習して理解するコストの方が小さいというのは、
口にするのがためらわれるけれど紛れもない真実、と思うが
この辺もざっくばらんに書いてる。