の側だった。
ルール6は、いわゆるunobtrusive javascriptに反してる。unobtrusive javascriptは守れたときは則るというスタンスなのかな?
ルール6を守るなら、onloadイベントは不要になる。PPKはAjax Workshopのスライドでルール6についてこんな風に書いてる
Besides, when you put your script at the bottom you don't need an onload event handler.
Fundamentos del Web
『アフリカ・レポート』(asin:4004311462)に引き続き出世作(?)の『カラシニコフ』(asin:4022615745)を読んだ。カラシニコフとかトカレフって人の名前なんだな、と再確認しつつ、驚く速度で進行する権力者の腐敗と国土の破壊。「失敗国家」という表現は的を得すぎてる。光りが見えない状況、民衆の連帯とか自治とか自立、自主管理とか、市民主体とか・・・等々の非の打ち所のないものがあっさり破壊されてしまう所とか、これが現在進行形でこれからもこの調子で進むことか、すごい。子供の方が従順で飼いならしやすいからという理由で子供兵を作って、身内の子供は欧米とか安全な所に置いておくといった、自己利益の最大化の化身のような政府関係者の面々。韓国の大統領は必ず汚職するというジンクスがあるけど、それがアフリカ数十カ国で信じられないレベルで、「飢餓の大陸」で進行してる。
カラシニコフがなぜアフリカの「失敗国家」の現状の象徴になりえたのかも、「テキトーに扱っても壊れない」カラシニコフについて詳細にかかれてて面白い。
続刊があるが、「失敗国家」はアフリカだけでない、失敗国家にはカラシニコフがある、と来て南米が中心になってるが途中で読むのを中断した。
読んでるブログで好意的に言及されてたのをきっかけに読んでみた(asin:4004311462)。副題「壊れる国、生きる人々」にある通りの内容。読み応えがあるが、悲惨、悲惨。明るい光も見えない。少なくとも僕が生きている間には状況は改善しないだろうと感じさせる状況。もっとも残虐な部分の記載は省かれている(仔細に書くことがこの本の目的ではないからだろう)。ポルポトがカンポジアでやったこと、失政による国土の破壊が、アフリカの数十カ国で延々と繰り返されている。こんな現状で生きてる人たちの目線というか何を考えてるのかとかもなんというか色々ありすぎて図式化できない状態。まだ半分しか読んでないが、事実はわかったとしてどうしてこうなっているのかについても松本氏は書くつもりらしいので、期待しながら読んでるところ。
こんなことになってる場所で2010年にワールドカップできるのか。
追記:2008.10.27
読了した。著者がアフリカの現状に対して救いを見出してるのは、政府をあてにせず自力救済を目指す人たちの動きのようだ。だが、そういう動きに対して政府が足を引っ張る行動を取っている。なんとも光りが見えない。
前著の『カラシニコフ』もこれから読む。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」(closeしたウェブサイト)の資料として佐藤尚之『明日の広告』(asin:4756150942」)の「5章 とことん消費者本位に考える~スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより」まず読み、それから最初から読んだ。特に広告に興味のない自分が『明日の広告』を手にとったきっかけは『Webデザインの「プロだから考えること」』で中村洋基さんが自分を大きく変えた仕事として「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」を取り上げいたが、『明日の広告』を別の人がまとめた記事として紹介してたから。佐藤尚之さんも中村洋基さんもこの仕事に携わった人だが、確かに佐藤さんと中村さんではこの仕事に対する思いや考えが同じではないので面白かった。だけど冷静さや熱さや真摯さの点では断然中村さんの書いた文章の方が読み応えがあった。「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」が新聞・ウェブ・三崎の廃校でのイベントetc..のおのおのについてやや網羅的に書かれている気はするが。
この本のほかの部分は言葉を選び方が、自分が自分が最も苦手とする部類の中心に位置しているため、読み通すのに疲れた。50歳直前の広告業界にいるクリエイティブ・ディレクターの言語感覚はこういうものなのか、と思った。60歳直前の眞木準の文章を読むときは、こういう疲れは全く感じなかったのだが。
2003年に出た本の新装版(=価格抑え目版)らしい『デザインと人』(asin:4123901662)を読んだ。ブログで紹介されてた引用を呼んで手に取ったのだが、軽く読めた。ファッションデザイナーに対して畏敬の念をもつ自分としては、山本耀司のインタビューが一番面白い。他の人は生み出したプロダクト・作品は凄いと思うんだがそれを生み出した暮らしぶりに対して違和感を覚えるため。(あんな暮らしをするくらいならと思ってしまうほど通俗なため)。山本耀司が、必ず半年に2回やるコレクションのテンポに異議申し立てするために一度休んでみたが、やっぱりすぐに復帰してもうこりごりと思ったと述懐するあたりが、興味深い。
普通こんな読み方しないと思うが、インタビューされてる時期が90年代終わりから2003年くらいのため、PCが日常のなかで存在感を増してきた時期なので、PCに対する反応の仕方が各人それぞれで面白い。
前に読んだ『イニシエーション・ラブ』に引き続き。設定をしった時の驚きは『イニシエーション・ラブ』の方が遥かに上だった。作者の男女の描写に違和感。これがフツーのことなのか?
つまらなかったわけではなく、風呂場で3時間くらい読み続けたし。
ラストはまあそうなるねという感想をもった。
ネタバレになるが、なぜ死んでいくのかについては、風間が種明かしするまでわからなかった。
設定された世界に対する疑問。タイムトラベルものは世界の成り立ちに疑問がどうしても出てくる。
リピートに参加せず、リピーターを見送る視点がない。というか、リピートした人たちは、出発した世界においては、行方不明者扱いになるのか?出社せずリピートに参加した人とかいたし。黒いオーロラへ向かったヘリコプターは、R9の世界では消息不明になるのか。全員無事戻るとしても、各人の身の上に何か変化は起きてるのか?R10へと意識と記憶だけは既に移動している。そのとき、R9の毛利はどうなる。
全く筋とは関係ないが、
『Webプロフェッショナルのための黄金則』(asin:4839928614)をざっと1〜2時間眺めた感想。
流行りのwebクリエイティブが作れるネタ本。鏡面反射とかバッジとか、色々。流行を取り上げる本というよりは、バナーや画像の流行りの質感とかをphotoshopで作るやり方まで書いてる。分析というか、使いどころがあるともっとよいかと。