Venkatesh Hariharan「「ソフトウェアに特許は認めない」とNZ政府が発表」
opensource.com 2010.7.20の記事
New Zealand rejects software patents | opensource.com
ソフトウェアを特許で保護しようとする動きを、オープンソース陣営が迎え撃つ構図。現在進行形だがまだ完全勝利ではない。組み込み型ソフトウェアが残ってるため。
以下斜め読んだ内容
- 一言でいうと
- 特許法案の「特許の対象となる発明」という箇所をめぐって争われた。
- 修正法案では「コンピュータプログラム」は特許保護されない発明の1種とみなされた。
- 特許保有する側になる企業にとって不都合な内容
- オープンソース陣営はそのうち修正されることを心配
- 組み込みソフトウェアだけ特許保護対象に
- 2010年7月15日にNZ政府ウェブサイトの掲示された商業省大臣の談話
- Minister announces way forward for software patents
- 担当相Simon Powerが組み込みソフトウェアを特許保護対象に加えたいと発表
- 現時点での法案の中身
- 今回の修正案をめぐってのNZ政府が認識してること
- 成長一途のオープンソースは重要
- ソフトウェアを特許保護のリストから除外するのには正当な理由がある
- 組み込みソフトウェアは特別扱いされてる。この件について法案文面で言われてること
- 法案がイノベーションに対してインセンティブを与えるはず
- NZのソフトウェア業界はソフトウェア関連の「発明」に沢山投資してることを考慮したい
- 修正法案を作る際に、イギリス・アメリカの法案を参考にした。
- 組み込みソフトウェアだけを特許保護対象とすることが現実的なのか検討してみた
- 修正法案を作った人が出した結論
- 組み込みソフトウェアとその他ソフトウェアの間に線引きするのは自明なことじゃない
- 自明な路線をとるべきだと思う
- けれども
- ソフトウェアに特許を認めないことと、組み込みソフトウェア関連の特許を認めないこと。この2つは両立すると思う
- 基本的なソフトウェアに特許が認めれなくなったこと自体は、オープンソース界が政府を動かした事例として記録されると思う。
- 組み込みソフトウェアがまだ残ってるが