FOXNews.com「UCLA STUDY: Search the Internet, Activate Your Brain」
foxnews.comの2009.10.20の記事
今シカゴで開催中の神経科学系学会の内容をからのピックアップ
UCLA Study: The Internet Is Altering Our Brains
ネット経験のほぼゼロの老人にはググることが脳の活性化につながることが実験したわかったよ、という研究成果を紹介する記事
- 被験者24名
- ネットを毎日使ってる人半分、netほぼ未体験な人半分
- 年齢55-78
- 健康な人
- 初日に検索してもらって、そのときにMRIを撮影。
- 自宅で1日1時間×7日ネットで検索してもらった
- 再びMRI撮影
- UCLAのチームの研究結果
- 2009.10.17-21にシカゴで開催された学会(Neuroscience 2009)で報告された
- MRIの分析。netほぼ未体験な人
- 1回目は、言語・読解・記憶・視覚処理を司る部位の活性化が認められた
- 2回目は、1回目に活性化された部位に加えて、意思決定・作業記憶(working memory)に関係する部位の活性化が認められた。
- net使ってるグループは結果は変わらず
- 所見
- 重要な情報を作業記憶に保持すること、重要な情報とそうでない視覚情報・言語情報を選別すること。この作業がネット検索するときに求められる能力
- 結論
- 高齢者の脳のトレーニングの1つになるだろう。
- 今後は若い人に対しても同種の研究が、ネットで検索する作業と脳の活性化の関連性をつきとめる上で必要。