佐藤尚之『明日の広告』を読んだ。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」(closeしたウェブサイト)の資料として佐藤尚之『明日の広告』(asin:4756150942」)の「5章 とことん消費者本位に考える~スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより」まず読み、それから最初から読んだ。特に広告に興味のない自分が『明日の広告』を手にとったきっかけは『Webデザインの「プロだから考えること」』で中村洋基さんが自分を大きく変えた仕事として「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」を取り上げいたが、『明日の広告』を別の人がまとめた記事として紹介してたから。佐藤尚之さんも中村洋基さんもこの仕事に携わった人だが、確かに佐藤さんと中村さんではこの仕事に対する思いや考えが同じではないので面白かった。だけど冷静さや熱さや真摯さの点では断然中村さんの書いた文章の方が読み応えがあった。「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」が新聞・ウェブ・三崎の廃校でのイベントetc..のおのおのについてやや網羅的に書かれている気はするが。
この本のほかの部分は言葉を選び方が、自分が自分が最も苦手とする部類の中心に位置しているため、読み通すのに疲れた。50歳直前の広告業界にいるクリエイティブ・ディレクターの言語感覚はこういうものなのか、と思った。60歳直前の眞木準の文章を読むときは、こういう疲れは全く感じなかったのだが。
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)
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Webデザインの「プロだから考えること」
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Switch Vol.23 No.2(スイッチ2005年2月号)特集:井上雄彦「スラムダンク、あれから10日後」
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驚いた!!感動をありがとう。
あの時をもう一度
やや注意が必要
SLAMDUNKファンとして…