以下斜め読んだ内容

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『Web Designing』2008年2月号

職場の棚にあったので昼休みに斜め読み。以下感想と抜書。

「我々は”ある知性”にだけ向けてコミュニケーションしている。」
「・・、非日常こそがデザインの対象であり、生活とは無縁のところにこそデザインの本質があるのではないか。」
(デザインにできること 考える春 永原康史

自分が今使っている「デザイン」という言葉の指示対象を曖昧にすればこんな物言いが成り立つのだろう。

…田中さんは整然と話を進める人だ。おそらく、UNIQLOCKのプランも整然と作り上げられたのだろう。
「いや、実はそうではないんです。もともとは支離滅裂。断片的なアイディアが散らばっていて、まったくまとまらない状態が長く続きました。そこから方向を定め、狙いを定め、少しずつアイディアを繋げていきました。途中、たくさんおアイディアを捨てながら。クライアントやスタッフとも密なやりとりがあったからこそできたんです。」
(特集1:ニッポンのWebディレクター 田中耕一郎(Projector))

「”Webサイトを作る”というよりも、”Webを使ったビジネスモデルを構築する”仕事を多くしているからか、Webという分野は技術を持つ者が勝つ世界だと実感しているんです。」
(特集1:ニッポンのWebディレクター 柳澤大輔(カヤック))

「頭の中に湧き出たイメージは抽象的なもの。そもそも人に伝えるのは難しいと思います。ましてやWebで使うビジュアルには、誰かに何かを伝えたいという、もくろみがあるわけです。きちんと整理して伝わるものにしておかないといけない。それには言葉が重要になってくる。そこがいい加減だとクライアントにもちゃんと説明できませんよね。そんなものが、ユーザーに届くはずがないでしょう。」
(特集1:ニッポンのWebディレクター ムラカミカイエ(シモーネ

佐野勝彦氏の箇所は、他のディレクターのように作品事例などに使わず、手がけたサイトの関係者の寄せ書きのようになっている。字が細かい・・・。この箇所は読んでてとても面白かった。


※内容詳細:
http://book.mycom.co.jp/wd/backnumber/200802.html