Jeff Croft「web標準が成功しhtml名人は用済みになった」
jeffcroft.com 2014.1.3のブログエントリ
- 2014.2.13追記。結び(diversify or die)を誤解してた
- 「html/cssが得意なだけでは飯が食えない」という周知の事実について
- 「名人」としての活動歴(書籍、登壇)のある人が現状について書いたエントリ
- 「あの名人はいま」風で面白く読んだ
以下斜め読んだ内容
- 2003年にJeffrey Zeldman「Designing With Web Standards」を出版した頃の話
- html/cssかくあるべし、と議論されてた
- レイアウトはtable要素でなくcssで
- 画像置換のテクニック。これはアクセシビリティを守るため
- semanticなマークアップ - などなど
- カンファレンスも何度もあった。本を書いた人もいたし、世界中ハンズオンして回る人もいた
- 後押ししたのは、zeldmanや賛同した企業がリードしたweb標準
- 自分(=jeff)らはhtml/cssの達人、でした
- web標準という運動があったんですよ
- こんな運動があったのはブラウザの挙動がバラバラだったから
- この運動のゴールは、各ブラウザがhtml/cssのspecに準拠すること
- 準拠して、マークアップする人たちの仕事の苦痛を無くすこと
- ブラウザがまともになった世界で起こったこと
- html/cssの達人であることの価値が激減
- html/cssの達人?
- そのスキルの大半は、各ブラウザの挙動の癖やややこしい仕組みで占められた
- その手のノウハウは今どうなった?
- 「そんなのもあったね」的な存在になったか、もうすぐそういう存在になる
- web標準が運動として成功する前からいた人たちは現在どうなった?
- スキルセットは多様に
- 多くの人はジョブチェンジ
- プログラマー、PM、クリエイティブディレクタ、事業主、etc.
- 今もhtml/cssの達人として働く人たちもまだいる
- html/cssの達人として働くことが快適なときも何年も続いたが、それも終わる
- 自分のスキルの賞味期限切れなので就職市場で丸腰感で味わってる人を個人的に何人も知ってる
- 「フロントエンドディベロッパー」という求人の面接で、backboneとかangularとかnodeのスキルが話題になる
- 「backboneとかは、ちょっと。プロダクトデザイナーがいいです」?
- プロダクトデザイナーになりたいのはいいけど、
- 「A List Apart」では学べないスキルを沢山身につけないといけないルートです
- html/cssのスキルでは面接にすらこぎつけない。事前確認で足切りされる
- web標準は運動として成功した
- この成功が「html/cssの達人である」ことの市場価値暴落につながった
- この事実にみんな目を向けるべき
- これで話はおしまい、では満足できない?
- 得意分野を増やせ。無理なら退場
p.s.
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