以下斜め読んだ内容

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Avichal Garg「チートして成功するスタートアップ」

Avichal's blog 2012.4.8のエントリ

Startups Win by Cheating « Avichal's Blog

  • GoogleでPrepMeという教育系スタートアップを2011年にExitさせ、現在はSpoolという「後で読む」系サービスをやってる人のエントリ
  • チートは釣り文句っぽく、どういう視点であれ(ビジネスになる)アドバンテージをちゃんと持っていることが大事という主旨
  • アドバンテージの種類をざっくり羅列して、例題としてzyngaの人を取り上げてる
以下斜め読んだ内容
  • よいプロダクト作れば他はうまく回る
    • こんな風に考えてるエンジニアは多いが、現実にはうまくいかない
  • よいプロダクトの必要条件だが成功の十分条件ではない
  • 不公平なアドバンテージが必要
    • (補足)ここでの「不公平」は「誰にでも等しく手に入らない」くらいの意味
    • 不公平なアドバンテージをフルに活かせばスタートアップはたいてい成功する
    • よいプロダクトあっての話だが、わずかなアドバンテージがビジネスを成功へと押し上げる
    • スタートアップやってるなら、どの点で不公平なアドバンテージを持ってるかを正しく把握しないとダメ
    • このタイプのアドバンテージは、参入障壁を上げたり、今後成功のために何が必要かを教えてくれる
  • 不公平なアドバンテージをざっくり列挙
    • 完全版じゃない
    • 情報
      • facebook OBでfacebookのfeedアルゴリズムの実装に携わった経験があり、facebookプラットフォームでスタートアップビジネスを狙ってるなら、その人は情報のアドバンテージがある
    • アクセス
      • 元販売部門のVPで前の会社の顧客向けに新製品を売ろうとしてるなら、アクセスのアドバンテージがある
      • 前職の顧客データな不正なアクセスといった違法なことは論外
    • テクノロジー
      • ビジネスにとって心臓部分になる技術のパテントを取得してるか、技術利用について正当性を主張できる立場にあるなら、テクノロジーのアドバンテージがある
      • このアドバンテージを持つスタートアップはとても少ない
      • 技術の正当利用の主張を安易に考え、技術の持つ本当の価値を測り損ねる傾向がエンジニアにはある
    • データ
      • 誰もアクセスできないデータにアクセスできる権利をもってる
      • 過去にコンサルで入った会社の例
        • 大手小売り会社の非公開apiに独占的にアクセスできた
        • 更にその小売会社の顧客へ他社には許可されてない方法で広告を打つことができた
    • リーチ
      • 有名人の特権
      • 無料で人々にアプローチできる
      • Kevin Roseがやったこと
        • Diggファウンダー。Diggローンチ直後にテレビ出演して宣伝した
      • Jessica Albaがやったこと
        • 自分の知名度を使って紙おむつ会社を宣伝
        • (補足)The Honest Company
  • 事例:ZyngaのMark Pincus
    • Zyngaのローンチはとても好調だったわけ
    • Markの立ち位置
      • facebookのエンジェル投資家(アクセスのアドバンテージ)
      • facebook APIのローンチ前から概要掴んでた(情報のアドバンテージ)
      • Zyngaはfacebookのローンチパートナーになり、ライバルより頭一つ抜き出た地点からスタートできた
  • あらゆる起業家や企業には独自のチートする方法をもってる
  • 時間をかけて考える起業家は少ない事柄
    • 自分たちのユニークなアドバンテージはどの辺にあるのか
    • ビジネス成功のためにどんなアドバンテージを獲得する必要があるのか
    • この2つを把握していれば、ビジネスを軌道に乗せることがとても容易になる
    • ビジネスを軌道に乗せること。これが一番難しい