Craig Weber「18歳プログラマだけど仕事がみつからない」(Ask HN)
Hacker Newsのフォーラムに2010.8.10に作られたスレッド
Ask HN: I'm an 18 year old programmer; How do I get a job?
プログラミング歴は長い。けど大学出てない(当然コンピュータサイエンスの学位なし)、実務経験ゼロ、地方都市(ペンシルバニア州の田舎)のIT系の仕事が少ない所に住む18才エンジニアがどうやったら仕事探せる?と質問立てたスレッド。
- アドバイスがためになった
- スタートアップの求人ばかり載ってるところとか
- ないものねだり
- 自分のようなビザが必要な人向けのアドバイス
- 2010.8.13追記
- ポストしてる人の情報追加
- 見落としてたポスト追加
以下斜め読んだ内容
スレッド主
- Craig Weber
- 投稿内容
アドバイス by Daniel Jackoway
- githubにコードアップしろ
- してないならupしろ
- 気に入ったコード見つけたらforkして、いじってみろ
- 技術者がウヨウヨいる町で暮らせ
- シリコンバレーがベスト
- 住んでないなら引越を考えろ
- 今すぐできるなら、すぐに引っ越すのがベスト
- たいていの求人はオフィスで働くタイプばかり。
- 応募したいなら先ず引っ越す
- 立ち上がったばかりのスタートアップを狙って応募してみろ
- たいてい学位は不問だから
- その手のスタートアップにガンガン応募しろ
- その手のスタートアップの求人見つけれるところ
- The YCommonApp使え
- YCから出資受けてるスタートアップ全てに一気に応募できる
- Hacker Newsのジョブボード
- GitHubのジョブボード
- Startuply
- The YCommonApp使え
- 人脈(ネットワーク)超大事
- Hacker Newsでmailアドレス公開しとけ
- プロフィールページで
- 君のプロフィールをみた人が紹介してくれる可能性は少し増える
アドバイス by donohoe:Michael Donohoe
- ブログ書け
- 自分のプロジェクト
- 自分の仕事
- 解決した問題
- 勉強したこと
- ポートフォリオサイト作れ
- cv
- 言語のスキル
- スクリーンショット
- コード
- LinkedInで人に推薦してもらえ
- (補足)「* people have recommended Craig」の「*」の数字をどんどん増やすこと
- human resource野郎は無視して、仕事探せ
- 会社の人事部じゃなくて現場のマネージャー・ディレクタを相手にしろ
- 直接コンタクトをなんとか取って、そいつに自己紹介しろ
- 自己紹介のとき必ず盛り込め
- ブログ、CV、ポートフォリオへのリンク
- 自分がこのポジションに最適である理由
- インターンできるなら、インターンで何ヶ月か経験を積め
- 有名な会社、デザインエージェンシとかで
- インターンときは本当の仕事をやらせてもらえ
「無料でインターン、本当の仕事をやる」アドバイスを巡ってスレッドが盛り上がる。意見色々
- インターン無料はやめとけ。時間を提供してるのだから
- 作り出したコードには価値があるのだから、無料ではつりあわない
- 本当の仕事を無給でやらせることは違法になる、
- 違法性に責任があるのは雇う側だから、自分の問題じゃないと割り切るのもひとつ
- しっかりした会社で経験を積める機会としてインターンを考え、その経験が今後の職探しにプラスになるはず。無料かどうかは二次的
経験談1(joshuacc:Joshua Clanton
- (補足)Design Pepperというウェブコンサル会社二人でやってる人
- 大学4年の課題の1つとしてインターンした
- その経験は役立って、すぐにオファー来たよ、という人
- 無料でもスキルと経験を積める点を比較考慮して選ぶべき
- 無料で働くことは、CVやポートフォリオに載せれるプロジェクトに載せれるプロジェクト増やす手っ取り早い手
経験談2(jgv:Jonathan Vingiano)
- 無料でインターンしたことある
- 自分は結構きつかった
- フルタイムで雇ってくれることになる会社で無料のインターンをやったから採用プロセスでこの経験は相当プラスになったけど
- 週2〜3日フリーランス、残りは自分を雇ってくれるかもしれない会社でインターンするのはオススメできる
アドバイス by Aaronontheweb
- 自分はブログが縁で仕事にありつけた
- 雇い主がブログで自分をみつけて雇ってくれた
- 自分のプロジェクトをブログにアウトプットしてた
- その結果ブログ経由で沢山案件もらって、その稼ぎで学費と生活費出してた
スレッド主(Craig Weber)からのリプライ
- ブログ書いてる
- LinkedInにページ作った
- Craig Weber - LinkedIn
- (補足)「*people have recommended Craig」の「*」が現在3名
- インターンやる件は難しい
- 自分が今住んでるペンシルバニア州のSharonは本当に仕事ないから
- 無料インターンのために引っ越すのはキツイ。
- 引っ越すこと自体は無理じゃない
アドバイス by dotBen:Ben Metcalfe
- オンライン受託はやめとけ
- 自分のポートフォリオ/CVに載せたくないような仕事が入ってくる可能性
- オフショアの安価な働き手と競争しないといけないから、相当安い
- 18才・実務経験ゼロで引越OKなら、ベイエリアへ引っ越したほうがいい
アドバイス by paradox95
- 学位なし(=在学中)に3年前にシリコンバレーへ移住
- 仕事にありつくのに1年半
- どこに住んでても仕事を見つけるのが大変なのは変らない
- 大学へ行くときに移住するのがオススメ
アドバイス by jshen
- 独学でプログラミング、ドットコムバブル前後はプログラマ、その後マネージャになった自分の経験から
- 採用もたくさんやったことある。開発者/マネジメント両方がわかる
- 採用された人と自分を比べない。そんなに違いはない
- レジュメはみんな見てるし、面接に来る人はみんなびくびくしてる
- 採用へのハードルはそんなに高くない
- 何か具体的なものを作る。人に「自分が作った」といえるものを作る
- 自分のアプリの自分のスキル・経験にあった求人にマッチさせていく。そういうアプリを作る
- カバーレターで作ったアプリのことを書く。
- 自分のレジュメでは、要件として挙げられてるスキル・経験をクリアしていないときがある。
- カバーレターに求人にあわせて作ったアプリのことを書けば、レジュメにでクリアできなかった要件をカバーできる。
- 「〜年以上の経験」とよく求人の要件に書いてある件
- 無視していい。
- 経験少ない人材も探してるし、本当にシニアの人を探してるときはわかる
- 人事部門のない小さい会社を狙う
- 人事担当はレジュメをみて「〜年の経験」「J2EEの経験」とかどーでもいいことで書類選考してる
- 最後の手段として希望年収下げる
「エンジニアで食いたいのにコンピュータサイエンスの学位取ろうと思わないの?」という質問出て、必要ある/なしで色々意見でる
- Locke1689
- インタビューで聞く技術的な質問
- データ構造とアルゴリズム
- 言語やフレームワークの知識では応募者が技術的問題への姿勢がわからない
- 大学でのコンピュータサイエンスの素養がなければ、Cでハッシュテーブルを書ける人は少数派
- インタビューで聞く技術的な質問
- dotBen
- 18歳のときにエンジニアの仕事始めた
- 大学へ行ってないが困ってない
- コンパイラの設計とか知識ゼロ。理論的な話は自分はよく知らない
- rw
- 相当充実したコースがない限りコンピュータサイエンスは独学で十分
- 大学では数学とか経済学を勉強したほうが、視点を広げるのに役立つ
アドバイス by jey:Jey Kottalam
- 経験談。自分はこうやってるよという話
- レジュメには仕事以外のプロジェクトものせていい
- スパムになってはだめだが、沢山応募
- 求人に出されてないポジションに応募もできる
- 自分のスキルセットがその会社にマッチしてて、その会社に自分が興味があればいい
- 自分は上のやり方で大学3年で中退し、あとは次々職を得てるよ
アドバイス by risotto
- シンプルでいいからサービス作る
- html/css、ユーザ登録、バックエンド
- 誰も使わないサービスの可能性大。でもそれは重要じゃない
- サービス作ったという経験が大事。採用側もそれを見ることができることが大事
- オープンソースプロジェクトへ参加
- githubのプロフィール欄を見直せ
- 他の開発者とネットワーク作ってるか
- 最適のポジションは知り合いの会社にあるかも、という可能性を考える
- エンジニアの集まりに参加しろ
- 応募しまくる
- 要件満たしてるかどうかは気にしない
- 自分がオーバースペックでも気にしない
- 引越しないといけないとか気にしない
- カバーレターを上手に
- インタビューを上手に
アドバイス by qeorge:George Huger
- (補足)Illuminati Karateというウェブコンサル会社の共同創業者・CTO
- レジュメで勝負するのは、実務経験ないんだからそこはスキップしろ
- ポートフォリオに注力
- craiglistのgigs(単発のお仕事)にポストされた仕事にすぐに反応しろ
アドバイス by shedd:Robert Shedd
- フルタイムの仕事を得るための自分のスキルの見せ方について、自分の会社のインターン向けに書いたのを再掲するよ
- はじめに結論
- 一緒に働く人に自分のスキルを示すこと。その人たちと問題なっていることについてコミュニケーションできること。この2つを示せないと誰にも君のスキルは伝わらない。
- 学校の課題や単発仕事で書いたコードの一部を見せる人たちがいる
- これはダメなやりかた。作ったアプリの全体は見えないから
- 週末開発しろ
- 開発終わったらHerokuの無料枠とかにアプリをホスティングしろ
- githubにソースコードはUPしろ
- readmeつけろ
- 君の作ったアプリのDLと実行のさせかたについて書け
- 依存ライブラリとか要件あったらその情報も載せろ
- このアプリからわかる開発スキル・経験。このアプリがベストプラクティスに準拠してること。これをしっかり書け
- ホスティングしたアプリのURLも必ず書け
- 個人サイトにページ追加しろ
- この新規ページからgithubのページへのリンクつける
- この新規ページに自作アプリから自分のスキルの高さをどう物語ってるか。それを書け
- レジュメとLinkedInのページからこの新規ページへリンクを貼っとけ
- チョロチョロっと過去に書いたコードの断片を提示するより断然いい分け
- 他人が見ることのできる機能を備えたアプリ。
- 他人が中身を理解することのできるアプリ。
- 他人が自分の環境でデプロイして走らせることのできるアプリ。
- このアプリが君がコードが書けるだけでないこと、ドキュメントを作れること、なぜこのアプリのコードを書いたのかを君が説明できること。これだけのことを示す。
- 経営者の知的所有権を尊重してること、機密扱いのコードを晒すような人間でないことも示してくれる。
- 会社の人事の人にはこのアプリは意味をなさないし、彼らは見ようともしないはず。
- あくまで人事部門のない小さい会社・スタートアップ向けの対策
スレッド主を面談したいという人現れる(eli:HEli Dickinson)
- (補足)FierceMarketsのエンジニア
- どこに住んでる?
- うちのオフィスはワシントンDC
- ジュニアデベロッパーがポジション
- 色々アドバイス
- スレッド主は人事のある大きい会社よりもスタートアップとかの方が向いてると思う
- 学位持ってる人の応募は沢山来る。どいつもこいつも馬鹿ばかり
- 自分を安売りするな。
- 有能で、学位がないがそれを気にしない人と働きたい
- 学位が応募要件にあっても気にせず応募しろ
- これから沢山応募しても全然返事はないことが沢山あるはず。これはスレッド主のせいではなくそういうものとして受け止めるべきこと
- 働きたいと思った会社にだけレジュメとカバーレターを送ってくれ
- とりあえず連絡とりたい
スレッド主はリプライして連絡取り合ってる模様
雇いたい人2 lukev:Luke VanderHart
- (補足)
- D.C.のclojureのユーザグループの人
- 「Practical Clojure」書いた人(asin:1430272317)
- D.C.のNuWave Solutionsで働いてる
- 「Practical Clojure」の出版社ページの著者紹介によると・・
- 本来、エンジニアの価値は経験年数じゃなくて開発手法とか能力に求めるべき
- けど経営者のアタマのなかはそうなってない
- DCに引っ越せて、(pythonじゃなくて)JVMの仕事だけと興味あるか?
- うちはコンサル会社でジュニアデベロッパ探してる
- 政府系のプロジェクトでけっこうやり甲斐あると思う。
- 力発揮すれば昇進もある。
- 7万〜10万ドルが給料のレンジ
- ベイエリアよりもD.C.は物価高いから注意、というツッコミ入る
アドバイス by wccrawford:
- 既出だけど、オープンソースにコミット大事
- オープンソースにコミットしてる人を何人も雇ったけどとてもよかった
- ポートフォリオ作ってよいコードをそこで見れるようにする
- スキル(セキュリティ、脆弱性、設計の良し悪し、コーディングガイドライン、etc.)がよくわかる
- できれば。応募してるポジションと関連のあるコードだといい。
- インタビューを攻略しろ
- デザインパターンについて聞かれたら何を聞いているのかを把握するとか
- 回答が素早いとプラスになる
経験談4(jasonneal:Jason Neal)
- 21歳がフルタイムで働き始めた(今25歳)
- 学位なし、大学いったことない
- 当時の年収2.8万ドル
- 親と同居で生活費安かったから十分だった
- 出来のよいポートフォリオを作った。
- 応募しまくった。カバーレター・レジュメ書くのが得意になった。
- 応募する会社にあわせてカスタマイズもラクラクになった
- 応募して反応のあった会社は5名以下の小さい会社
- 自分を雇ってくれた会社は3名しかいなかった
- 小さい会社がオススメ
deliciousの創業者(Joshua Schachter)が降臨
- どこに住んでて、どんなポジション探しててるのか教えてくれ
- お前の書いたコードをどっかにUPしてくれ
- HNのprofileページによると・・・
- Googleは退職して今はスタートアップやってる(内容は秘密)
- ときどきエンジェル投資家やってる