以下斜め読んだ内容

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永井均と爆笑問題の対談見た

爆笑問題のニッポンの教養 | 過去放送記録 | FILE086:「<私>探し」 | 永井均(ながいひとし) | 2009年10月6日放送分

噛み合っているかどうかは気にしてなかったので楽しく観た。
永井均が何を語るのかのだけみてた
後半の爆笑・太田の発言の後に永井が言ったことが面白い。

夢の中でも意外なこと言いますよね

Transcript 25:00以降

太田:例えば心っていうのは、それこそさっきいったように何かと関わって初めて、その、色々変化するような気がする。
そうすると、あの、その、オリジナルって話にこだわると、俺が先生とこうやって会話していると、俺が思うことっつのは俺が予想ができるんだけど先生が思うことつのは俺が予想外なわけですよね。絶対にどっちがオリジナルなのかつったら俺にとってのオリジナルは先生なんです。先生の言うことの方が予想外だし、今までの考えたことのないことが起こるわけだからそうすると俺のオリジナルはこっちだって思っちゃうわけねで、そうふうに、たぶん、関係がみんなあってつまり、それは、俺は俺だじゃなくて、なんかだって絶対にその関係性から離れることっていうのは絶対にできないからまあ、それこそ「死」ってのは、ひとつの可能性は、そこだけどだとすりゃ生きてる限り、なんか、みんなの、合作、なんじゃないか、っていう気がするんだよね。
26:22
永井:
こういう風には、どうですか。例えばね、これが、あの。夢だとするんですよ。夢だから僕が作ってるわけですよね。全部自分の自作なのに、自作であるにも関わらずいろんな人がいろんなことを言うのは、全部、その・・・・そして、あの、夢の中でも意外なこと言いますよね
太田:確かに
永井:意外な行動、夢とか、自分が作ってて、自分のいわば、心の中なのにも関わらず、その、すごい、二重三重に自分の心以外のものがあって、そのものの中に、さらに、その奥に他者の心って、いうものがあってと、・・・いう構造を自分で作っちゃうんですね。
これがあるから、そうだとすると、ですね、現実もそうなってますよね。現実と夢はどう違うのかと
太田:そうだね
永井:逆ね。逆にね
太田:そうだね
太田:記憶になっちゃくと夢も現実も、どうでもいいからね
永井:現実と夢、どう違うかっていうと、まあひょっとすると、こうかもしれないですけどね。これはひとつのアイディアですけどね。もしからしたら現実ってのは他の登場人物の方もいわばこういう、同じ夢を作っている主体で向こうの夢でもある。田中さんや、その、太田さんの夢であるっていうことを、こう認める、みたいなこれってなんかある種の根本的な意味での社会契約みたいなもので
太田:そうでしょうね
永井:すごい根底的な社会契約をわれわれがやっていてそれをみんなで認めましょう、っていうことが現実の世界っていうものを、その構築しているっていうか成立させているっていうかね、

世界は62億の<私>という奇跡でできている
永井均