The Geek「Windows 7 RC版からRTM版へアップグレードする方法 」
How-To Geekのエントリ
2009.10.26更新
- エントリのネタ元発見
- しかもネタ元=MSのブログ
- MSが出所の方法であることが判明。
- ベータ/RCからRTMへのUPGインストールについて
- テクニックがとても平易なのはMSが敢えて用意している方法であるから
- 更に、リリース前のビルドからのUPGインストールのデメリット
- MSがサポート・想定してないパターンでのUPGインストールで発生する障害・バグは全く治してない
等々の情報もネタ元エントリにには載ってる。
The Geekのエントリの後で、MSブログエントリも斜め読んだ
How to Upgrade the Windows 7 RC to RTM (Final Release)
公式には無理。だけど抜け道あり
クリーンインストールせずに、Windows 7のRC版からRTM版へアップグレードはできないことになってる。
Please note that “in-place” (or direct) upgrades from the Windows 7 RC to RTM will not be supported. You will be required to do a Custom installation (aka “clean install”).
Update on Windows 7 RTM - Windows 7 Team Blog - The Windows Blog
そのやり方を見つけたので教えるよ、という主旨のエントリ。
以下斜め読んだ内容
- アップグレードインストールできない原因
- RTM版インストール時に、今動いてるOSがベータorRC版でないかチェックして、該当すればインストールをブロックする設定になってるから
- 解決方法
- Windows 7 DVDに収録の1ファイルを修正するだけ
- 「cversion.ini」というファイル
-
- 「sources」というフォルダに入ってる。
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- 「cversion.ini」というファイル
- cversion.iniをエディタで開く
- 中身は3行
- 2行目に「MinClient=7233.0」
- この行がRTM版をアップグレードインストールできるビルドの最小番号
- RC版はビルド7100。だからインストールできない
- cversion.iniをエディタを修正
- 完成
- あとは、setup.exeをクリック
- RC版でもアップグレードインストールが選択できるようになる。
- 懸念事項
- 「Compatibility Report screen」ウィンドウが表示されたら
- RC版とRTM版で互換性が無いと指摘されてるプログラム(記事ではVMWare Playerがリストに入ってる)のこと
- 互換性無いと表示されるけど、実際にはたいてい動くよ、と記事書いてる人
- 「Compatibility Report screen」ウィンドウが表示されたら
- Windows 7 DVDに収録の1ファイルを修正するだけ
- 備考
- RTM版がディスクじゃなくてISOファイルの場合
- 7zipで解凍しろ
- ベータ版とRC版は「Ultimate」なので、RTMもUltimate版にしないといけない
- インストールは超長い
- 念のためにバックアップ。失敗したらクリーンインストール
- RTM版がディスクじゃなくてISOファイルの場合
- コメント欄
- cversion.iniをローカルにコピーしたら、このファイルはもうRead-onlyじゃなくなる。これが新たな問題になるって指摘してる人がいる。
- どういう問題なのかわかりませんでした。
- cversion.iniをローカルにコピーしたら、このファイルはもうRead-onlyじゃなくなる。これが新たな問題になるって指摘してる人がいる。
Delivering a quality upgrade experience
Engineering Windows 7ブログのエントリ
2009年4月のエントリ
How-To Geekのエントリのテクニックのネタ元。
このエントリの後半で、cversion.iniを編集すれば、ベータ版からRC版へアップグレードインストールできるよって書かれてる。
一応「本当に本当に必要な人だけ限定」と念押ししてるけど。
リリース前のビルドから別のビルドへのUPGインストールにはデメリットがあることも指摘されてる
以下斜め読んだ内容。
- ベータ版の導入のされ方は色々
- Vistaからベータ版へアップグレードインストールして使ってる人
- Vistaとは別のパーティションへベータ版をクリーンインストールしてる人
- ベータ版をメインPCとして使ってる人が数百万人いる
- 自分が使うアプリもインストール済、カスタマイズ済
- イコール、当然クリーンインストールには消極的なユーザ
- RC版を入れるときはアップグレードインストールでという意見大半
- 7開発者側からベータテスターへの要望
- 7を使うお客のエクスペリエンスに焦点を合わせている。
- だから現実に起こりうるシナリオであるかどうかが重要
- MSが考える、アップグレードの現実のシナリオ
- Vistaから7
- 発売前のビルド(ベータ版)から発売前の別のビルド(RC版)へのアップグレードというパターンは現実のシナリオには無い
- コメントを書く前に読んでくれ
- 「ベータ版からRC版へのUPGが絶対必要な人限定」でやり方を用意してる
- ベータテスターの方々へお願いしたいこと
- ベータテスターも7の開発メンバー
- ベータプログラムへ参加者であり、MSの7の開発チームをヘルプすることがベータプログラムのミッション
- 現実のシナリオで起こるであろうセットアップを経験してほしい
- 現実のシナリオで得たデータをMSへフィードバックしてほしい
- ビルドtoビルドのアップグレードで出るであろうバグや障害は全く治していない
- 現実の世界で起こりうるシナリオではないから
- ベータ版からRC版へのUPGインストールでは色々トラブルに見舞われることを覚悟しないといけない
- 最近見たブログで、流出したビルドでベータ版からUPGインストールして「クソ不安定」と文句言ってる人いた
- 他にも、プリンタドライバが消えた、メッセンジャーがフリーズ、勝手にショートカットアイコンが複製とか、フォーラム見ると色々被害続出の模様
- XPから7のUPGは?
- 現実に起こりうるシナリオなのは確かだが、MSはこのシナリオは除外した
- XPと7で変更点が多くて、インストール後に、ファイルの移動、設定の修正、アプリの再インストール等の手間が必ず発生。クリーンインストールしないことの代償が大きい
- XPから7へスムーズへUPGできるような製品にはMSはしなかった(できなかった)ということらしい。
- 一応できるけど、クリーンインストールと手間が変わらない。トレードオフあり。
- RC版のインストールでは最初にバージョンチェックしてる
- ベータ版からのインストールは強制停止される
- クリーンインストール in 現実のシナリオ
- ベータ版からRC版へのインストール方法は用意してる
- 必要な作業があえて簡単になるようにしてる
- でも、推奨してるインストールをしてフィードバックしてほしい