以下斜め読んだ内容

pseudo translation of useful posts, book reviews, remarks,etc. twitter: feeddict

GoogleではTrustRank不採用で商標登録も2008年に放棄済

と、GoogleのMatt Cuttsは言ってる

Matt Cuttsの発言のソース

Ask a Google engineer - Google Moderator
Google Moderatorの「Ask a Google engineer」にある。
この発言は、ユーザーからの質問へMatt Cuttsの回答
以下箇条書きでまとめる。

ユーザーからの質問

  • SEO専門家のAaron Wallが言ってたこと
    • 自分のサイトへ粗悪なリンクが大量に付いたら、自分のサイトのTrustRankは下がる
  • Aaron Wallの言う通りならば
    • ライバルサイトへ粗悪なリンクを(金を使って)大量に付ければ、ライバルのランキングを人為的に落とせる
    • これ本当?

Matt Cuttsが言ってること

  • 人為的にライバルサイトのランキングを落とす行為
    • これが困難になるようにGoogleは頑張ってる
    • 「困難」であって「不可能」ではないのは、サイトを乗っ取ることが可能なため
  • 「TrustRank」という言葉が指すものは2つある。
    • 話の整理のため
    • 1.Yahoo!の研究者が発表した論文
    • 2.2005年にGoogleはTrustRankを商標登録した。
      • 商標登録の狙いは、フィッシング対策
  • 商標「TrustRank」
    • 2008年にGoogleはTrustRankを廃止した
    • 現在NZの誰かがTrustRankを商標登録申請中
    • 自分(=Matt Cutts)は商標管理のプロじゃないのでそういう人の話として聞いてくれ。
  • Googleにおける「TrustRank」
    • 何も意味しない。

TrustRankというアルゴリズム

2004年にStanford大の研究者2名(教授と学生。学生はGoogleにいる)とYahoo!の研究者の3人で出した論文に由来
些細だが、Matt Cuttsは論文の著者と年度をちょっと間違えてる。
信頼性を担保するためのベースになるウェブページをまず人間が探して、そのページ群をベースにサイトの信頼性を計測していく仕組みらしい。

YSTとTrustRank

分かってるのは

YSTはTrustRankを採用してる?

この点は不明。採用してると断言してる記事あり

SEO塾の公式ブログのエントリ。
ただし、その根拠として出してるのが

サイトエクスプローラーでは、リンク元のスパムを報告できる仕組みになっている

だけ。
なぜこれがアルゴリズム採用の根拠となるのか。
自分にはわからない。
サイトエクスプローラーにあるスパム報告の仕組みが
amazonのカスタマーレビューについてる「報告する」のような
ユーザーからのフィードバックをもらう仕組みであることはわかる。
しかし、特定のアルゴリズムが使われてる証拠になるのかどうかはわからない。

参考2

Googleではすでに2005年頃からTrustRankというアルゴリズムを採用していて、信頼できる情報をより上位に表示するようになっているらしいです。
Google衆愚スパイラル|katyos開発室

このエントリを書くきっかけになった記事の一節。