Googleトップの文法エラー
Google valid and strict
Googleトップページは文法的に正しくないマークアップで書かれてる。
普通、作り直したら?って思うだろう。
でも、Googleの人(Matt Cuttsさん)は、
「Googleトップページのマークアップには理由があるよ」という。
Googleのホームページには文法エラーがある。それは、主としてデザインによって貴重なバイトを節約するためである。Googleがcolor属性に引用符をつけないからからといって世界が終焉するだろうか?いや、そのおかげでページ読み込みがもっと速くなる。」(出典)
へたくそな訳だが、Googleのエンジニアさんが敢えてこういってるのだから耳を傾ける。
これに対して、このエンジニアさんの主張を検証した人がいることを知った。といっても海外のブログだが。
以下要約
・Googleのトップページは、Web標準は重要だという意見への反対事例になると考える人がいる(Googleのトップページには、Doctypeもないし、xhtmlでもないし、属性を引用符で囲っていない)。
・それに対する昔自分がやったリプライ。試しにGoogleのトップページを文法的に正しく、cssでレイアウトを組んだら、数百バイト節約できたよ。
・この話題はしばらく忘れてた。でもPhilipp Lenssenさんのエントリーを見て思い出した。ということで再論。
・昔やったGoogleトップのリメイク版のファイルでまだ改良できるところをみつけた。(1)cssとjavascriptの外部ファイル化。(2)イベントイベントハンドラの除去。
・リメイク版のファイルサイズは3092バイト。オリジナルは4944バイト。21パーセント軽量化した。
・リメイク版の見た目はオリジナル版とほぼ変わらない(IEでの表示確認含む)。
・Googleは帯域幅節約のために文法間違いのマークアップをわざとしてるという神話はほんとに神話だった。
・なんで文法的に間違ったページのままにしてるのかについては、色々理由は推測はできる(後方互換性とか。)でも帯域幅の節約になりそうな理由はなさそう。